愚徳陶苑

上州榛名焼(愚徳陶苑)

上州榛名焼は旧榛名町から出土する鉄分を多く含んだ粘土で黒肌、赤肌(小豆色)、土肌に仕上げた陶器です。令和2年、36年間地元の粘土を研サンして群馬県優良県産品に推奨されました。 今後一層多くの皆様に愛顧される器作りに努力、研サンしてまいります。

屋号について

職を辞した30歳の私は、ご縁あって能登半島にある禅宗総持寺祖院で日々を送っておりました。5ヵ月が過ぎたある日、高僧(のちの曹洞宗貫主)よりある寺(若狭湾近く)の接心会に参加するよう勧められました。 7日間、只管座禅の会に参加した3日目の事でした。私は朝2回目の座禅の1柱(約50分)だけ、足の痛みも無く、上半身が空に舞ている ような、それは心地よい体験をいたしました。そして、その喜びを持続したいと思うと雑念も沸いてきました。僧にならぬ明日の自分の進路選択です。頭の上をかすめたのは以前益子焼見学で拝見した、あの座禅姿でロクロを回す職人さんでした。 と言うことで陶器製造業とし、粘土に触れることなく屋号を愚徳としてみました。(愚徳の名は尊敬する二僧、大愚良寛、愚禿親鸞さんより拝借いたしました。) その後、祖院の監院さんの自寺乾申院(知多半島)で数か月過ごしておりました。また、ご縁で瀬戸に行く機会を得て、そのまま、霞仙陶苑に4年間、益子町は磯部三吾さんの所で1年、焼き物作りの勉強を させていただきました。10年後、高崎の現在地に移り今に至っております。

上州榛名焼について

上州榛名焼はご縁あって旧榛名町に私が築窯して3年目、時の竹下内閣時代に全国村おこし(一村一品)特産品作り運動がありました。そこに参加、陶器は優秀賞をいただき商品化したのが始まりです。粘土は旧榛名町に点在しており近年も壁土として利用されております。この粘土は3万年前に噴火した推積層、板鼻褐色軽石層 が風化、粘土したもので鉄分の含有量が10.7%(分析会社)の赤土です。そのまま使うと器はもろく粗面肌になってしまう為、他の粘土を3割入れて使っております。 焼成にあっては粘土の特質、個性をかもし出す為釉薬をできる限り薄く施釉し黒肌、赤肌(小豆色)、土色にしております。できた3種類の色肌の器を「上州榛名焼」と命名させていただきました。 粘土との出会い、この手を経て作られた器、それを手にしてくださる方々、自然と人、人と人とのご縁を大切に作陶を続けてまいります。

陶芸教室について

高崎工房(愚徳陶芸塾)
等塾は電動ロクロ成形を主して、土練りの基本、菊練りから湯呑、徳利・・・壺等の成形過程を5年間反復練習を重ね、窯業訓練所 のようなスタイルで行っております。
教室(塾)日は、月に3回、自分の都合に合った曜日、時間帯を選び決めております。
※5年間の訓練(修業)後に於いては自分で陶芸教室を開校する人、クラブ等の指導者なる人、残留して自由な作品を作る人が おります。

教室(塾)日 各月の第一、二、三の月、水、木、土曜日
時間 午前9:30~午後4:30(2時間でも6時間でも、自由)
入加金、粘土代 無料
指導料 A・Bコースがあります。
・Aコース 年払いで6万円(月々5,000円も可)但し休んだ月も5,000円
・Bコース 月払いで7,500円(一年通じて通えない人)

榛名工房
当教室は高崎工房より12Km旧榛名町下室田にあります。野山に囲まれた自然豊かな中、毎月の第四日曜日に実施しております。
教室では土練りの基本菊練りを始め、ひも作り成形を主に行っております。
※忙しい最近、時の流れを忘れ青空の下で皆さんと一緒に昼食をしたり野立てをしたり人生の、この身のリフレッシュをしてみませんか。

教室日 毎月の第四日曜日
時間 午前9:30~午後4:30
入加金、粘土代 無料
指導料 一日 2,000円
焼成代金 基本的には両工房ともあまり焼成しない。希望があるときは8×8×8cmの湯呑容積を基準に換算します。
※8×8×8cm=512立方センチメートルで700円~

展示会

榛名工房

 

榛名焼 作品

上州榛名焼粘土作り

粘土質の採掘 天日干し 桶に入れて撹拌
20目のふるいを通す 40目のふるいを通す 2~3週間沈殿させる
 
石膏型に入れる 成形する  

釉薬作り(長石、藁灰、土灰)

No.1、長石 群馬長石の原石は硬く、購入
No.2、藁灰 秋に稲藁を燃やし藁灰を作る

撹拌して80目のふるいに通す
沈殿物が精製された藁灰
No.3 土灰
風の無い日に雑木を燃やし、
土灰を作る
作った雑灰を桶に入れ撹拌、
80目のふるいを通す

榛名工房

作品

高崎工房

お問い合わせは以下までお願い致します。

027-361-6002
高崎市下小塙町570-3
定休日:不定期
時間 AM9:00〜PM6:00